2015年日中大学フェア&フォーラムへの出展

    32125日にかけて、本学は独立行政法人科学技術振興機構(JST)主催で、中国国内大学関係者、企業関係者及び学生を対象にした日中間の大規模な学術交流イベント「日中大学フェア&フォーラムin China 2015に出展しました。本学からは総長補佐土井康裕、国際企画課国際入試主幹小崎光芳、当センターの副センター長劉蕾、スタッフ馮佳妮が参加しました。

 今回は北京と上海の2都市において、大学フェア、日中交流会、日中大学フォーラムなどのイベントが開催されました。

 21日、22日北京農業展覧館で開催された留学ファエには、日本の33大学、1機構を含め、29ヵ国から350の大学及び機構が出展しました。2日間で学生、保護者合わせ150名が本学ブースを訪れました。ブースでは、小崎主幹と馮が学生からの本学留学生活に関する質問を対応しました。来場者のうち、高校生と大学生は半々で、G30英語コースに関する質問が多く寄せられました。2009年にスタートしたG30プログラムが中国で注目されていることを感じました。また、中国国内の大学の国際担当者が本学との連携を模索するため本学ブースを訪れました。

   北京留学フェアの様子

 22日夜には首都大酒店で日中交流会が行われました。在中国日本国大使館の木寺昌人大使、中国教育部留学センターの車偉民副センター長らをはじめ、日中の大学関係者などが参加されました。木寺大使はイベントの開催を祝うと共に、「日中両国が今後も科学技術、学術、教育、文化などの面でさらなる協力を実現し、互いの知恵を生かして共通の課題を解決していくことを期待する」と述べられました。

 23日、首都大酒店では「日中の科学技術・学術交流」をテーマとし、日中大学フォーラムが開催されました。午前中、立命館大学川口清史元学長、大連理工大学郭東明学長が基調講演を行い、日本科学未来館の毛利衛館長による特別講演が行われました。午後、日中双方の大学トップらをパネリストとするパネルディスカッションが行われました。当日、日中双方の大学関係者・メディア・学生ら約200名が参加しました。

北京でのイベント終了後、24日には上海の上海東亜展覧館で引き続きイベントが行われました。当日は約60名の参加がありました。土井補佐、小崎主幹、副センター長劉、馮が学生からの相談を受け付けました。

上海留学フェアの様子

当日の夜、吉臣酒店で日中交流会が行われました。会場においては、日本・アジア青少年サイエンス交流事業推進室室長沖村憲樹からさくらサイエンスプラン実施の経緯を話していただきました。本学の総長補佐土井先生からぜひさくらサイエンスプランを活用していきたいとの申し出がありました。

日中大学フェア&フォーラムは今回ですでに5回目の開催です。このようなイベントを通して、学術、技術、両国の青少年などの交流を促進して行きたいです。