- Nagoya
- 2016-09-21
本学が吉林大学70周年記念式典に出席
9月15日から17日において、吉林大学設立70周年記念式典が開催されました。本学からは渡辺芳人理事・副学長、中国交流センターの張紹良センター長、劉蕾副センター長が出席しました。
15日(木)の午後は、陳岗常務副学長を表敬訪問しました。陳常務副学長からは、今後引き続き学生派遣を始めとする両大学の交流に力を入れていきたいとの発言があり、それに対し渡辺理事は、吉林大学の学生に名古屋大学へ来てもらいたいと述べました。渡辺理事は化学分野の研究成果を評価され、陳常務副学長から吉林大学の客席教授の称号を授与されました。
表敬訪問終了後、化学学院に移動し、渡辺理事より「Construction of Metalloenzymes」をテーマとした「名大巡講」が行われました。講演は、化学学院の刘俊秋教授が司会され、会場には大学院生を中心とする約60名が訪れました。参加者は講義に耳を傾け、講演終了後は熱心に質問し、活発な意見交換が行われました。
続いて、名古屋大学中国交流センターの劉副センター長が名古屋大学を紹介し、吉林大学日本語科4年の趙暁鳳さんが名古屋大学の留学体験を紹介しました。最後に、名古屋大学の職員で現在JSPS出向中の橋本真里国際協力員より、JSPSの事業説明が行われました。
また、翌日の16日(金)より、吉林大学70周年記念式典に参加しました。この式典には吉林大学の教職員、同窓生や在学生のほか、吉林大学と交流のある22か国から91の大学の200名余の代表が参列しました。午後は「Inheritance and Innovation, Responsibility and Challenge」というテーマで学長フォーラムが開催されました。各大学の取り組みを知ることは、本学の今後の発展の示唆になります。
17日(土)林田創客中心にて、「吉林大学 Family Day」イベントが開催されました。9時40から10時の間、分会場Aで渡辺理事が名大を紹介し、吉林大学TAQクラスの学生達が作成した名大留学期間中の思い出を綴ったビデオを上映しました。会場には、吉林大学の学生を中心とする参加者が100名ほど集まりました。紹介が終わった後、理事は20名ほどの学生達に囲まれ、相次ぐ質問に回答しました。学生達と一時間ほど話をし、大盛況の内に終了しました。