- Nagoya
- 2017-03-16
寧夏大学における日本留学説明会及び交流会に参加
2017年3月15日、在中国日本国大使館主催による日本留学説明会が寧夏大学において開催されました。本学の他、島根大学、桜美林大学、久留米大学、理化学研究所および日本学術振興会が参加し、東京工業大学、一橋大学、豊橋技術科学大学、神戸大学、明治大学は資料提供による参加をしました。当センターからは劉副センター長と陳が出席しました。
当日午後2時に、寧夏大学賀蘭山キャンパスにおいて、対外合作交流処及び島根大学・寧夏大学国際連合研究所との意見交換会が行われました。寧夏大学対外合作交流処の張所長より、現在の海外における大学の交流状況について紹介がありました。近年は毎年10名の教師と50名の学生を派遣しているが、特に島根大学と親交が深く、交換留学はこれまで15回の実績があるが、言語の制限により日本への留学はまだ少ない状態だとの旨発言がありました。日本国大使館の横井参事官は、中国のCSC博士奨学金のプログラムを勧められ、英語ができる学生はこのプログラムで日本へ留学することが可能になる旨説明しました。その後、各大学の代表者が大学及び事務所を簡単に紹介しました。
続いて、留学説明会が始まりました。まずは横井参事官が日本留学の魅力、手続き及び奨学金制度について全般的に説明し、それから各大学の代表者による個別プレゼンテーションが行われ、また、学生より個別の問い合わせを受けました。当日は約70名の学生が参加し、寧夏大学の他、北方民族大学などからの学生も来場しました。そのうち多くのは日本語科学部生でした。日本留学に強い関心のある学生の姿が多数見受けられました。
午後5時より、島根大学・寧夏大学国際連合研究所のアレンジで、寧夏においての大学及び関連機関の関係者が約80人集まり、日本留学研修経験者による意見交換会・交流会が行われました。参加した各大学・機関の代表者が登壇し、寧夏省は中国の内陸として日本人と交流する機会はあまり多くないが、これからより多くの活動を通して日本人と交流を深めようと発言されました。互いに楽しく話し合い、交流会は終始賑やかな雰囲気でした。
意見交換会の様子 現場で問い合わせの様子