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素粒子宇宙起源研究機構が設立される

 

名古屋大学素粒子宇宙起源研究機構(Kobayashi-Maskawa Institute for the Origin of Particles and the Universe(KMI)が、41日(木)、設立されました。

KMIには、理論研究を中心とする基礎理論研究センターと実験・観測研究を主に担う現象解析研究センターが設置され、両者は一体として協力し、素粒子理論・実験分野、宇宙理論・観測分野、数理物理学分野、宇宙線研究分野、さらにはスーパーコンピュータを導入する計算物理学分野の研究を通じて、現在の素粒子標準理論を超える現代物理学の新たな地平を開拓していきます。

機構長には益川敏英本学特別教授、副機構長には山脇幸一本学特任教授が就任し、大学院理学研究科から15名の研究者、大学院多元数理科学研究科、太陽地球環境研究所からそれぞれ2名の研究者等とともに研究を推進していきます。当面は理学部A2階を拠点に、研究活動を展開しますが、平成23年春には、現在建設中の総合研究棟に移転して、さらに研究を本格化させる予定です。

KMIの発足を記念し、2日(金)には、理学部A1階において、看板上掲式が挙行されました。益川機構長と濱口総長により看板が上掲された後、益川機構長から「物理学が大きな変革を迎えようとするこのタイミングにKMIが発足することはとても時宜を得たものである」との言葉があり、続いて、総長から、[KMIを世界で第一級の研究組織に育てていきたい]とあいさつがありました。

続いて、プレオープンされたノーベル賞展示室を、上掲式の参列者が見学しました。同室では、益川博士、小林 誠博士、下村 脩博士のノーベル賞メダルの公式レプリカや、それぞれの恩師である坂田昌一博士や平田義正博士の研究室についての展示を行っており、510日(月)、正式にオープンしました。

引き続き行われた記者会見では、益川機構長、総長によるあいさつのあと、集まった報告関係者との質疑応答が行われました。

46日(火)、7日(水)には、KMIのアドバイザリーボードの座長である小林 誠本学特別教授が本学を訪れ、益川機構長とともにノーベル賞展示室の準備状況を見学した他、今後のKMIでの研究計画に対しアドバイスをしました。

今後、益川機構長のもとで、本学特自のアプローチで世界をリードすることを目指していきます。

 

「名大トピックス」NO204 8ページ

 

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クリック数:  更新日付:2010-06-15 11:41:07  【印刷】  【閉じる