奈奈的中国留学日记
留学が始まって約1か月が経った。あっという間だった。よい点も悪い点もある。毎日を漫然と過ごしていると、あっという間に留学が終わってしまいそうだ。
・淘宝事件
淘宝でキーホルダーを3個買った。最寄りの菜鸟驿站(郵便物等の集積地点)に届いたというので取りに行ったところ、3個のうち2個しか入っていなかった。買ったお店に連絡したところ、入っていなかった1個は未入荷だから入荷次第送ると言われた。それなら、3個とも発送したと連絡するのはおかしいじゃないか。最初からそう言ってよ。
ごねた結果、すぐに発送できるものを旅行先のホテルに补货してもらえることになった。きちんと主張しないと不利益を被ってしまう。今回は相手も誠実に応対してくれて助かった。
日本では起こらないような不思議なことも起こるものだと思った。わけのわからないことが起こっても、「ディスイズチャイナ」と思えるようになってきた。命にかかわることでなければ、大概のことは「おもろいなあ」と思える。もっとも、余裕がないとそう思えないのだが、こう思えるということは私は中国で生きていける素質があるのかなあなどと思ったりする。
・超市事件
百家超市で5元のお茶を買った。普段全く決済画面を確認せず、店員さんに「好了」と言われたら離れるようにしているので、このときも確認しなかった。しかし翌日に電子決済の履歴を眺めていたところ、5元のところが0.5元しか引き落とされていなかった。毎日忙しくて放置してしまっているが、5元ごときで怒られたくないので、どうするのが正解なのか知りたい。
・友達
なんだかんだ知り合いはできた。エレベーターで誰かと会ったり、掃除をしてくれる阿姨と顔見知りになって挨拶したりと、知らない人だらけだった宿舎はいつの間にか安心できる場所になりつつある。同じ授業を取っている同学とばったり会うと、なんとなく会話は広がる。
今仲がいいのは、スウェーデン人、アメリカ人、韓国人、日本人。スウェーデン人はスピーキングを上達させたいという確固たる目標を持って中国に来ていて、会話の中で知らない単語があると、一緒に調べて学ぶことができる。私は普段いい加減に中国語を話しているので、一つ一つ着実に身につけようという意思がある人と一緒にいると、真面目に勉強せねばと思わされる。お互いの話をきちんと聞き合えるので、悩みも話すことができる。すごくありがたい存在。
アメリカ人とは太極拳の授業で知り合い、言語交換をしている。彼からはスペイン語を教わり、私は日本語を教えている。英語と中国語で教え合っているので、自分では気づかなかった日本語の難しさに気づくことができる。この視点は、中国語を学んでいく中でも役に立つような気がしている。
日本人は南京大学を卒業した子で、中国のことにとても詳しい。日本で生まれ育ったもの同士、同じ観点から中国の出来事や現象などを共有できて安心する。お家にお邪魔し、かわいい猫ちゃんも触らせてもらえて元気が出た。
・家族が来た、名大の先生とも会えた
留学が始まってから2週間目の週末、母と妹が上海に来た。中国語に対して自信を失っていて、少しだけホームシックになっていたから、会えてとても嬉しかった。母と妹は中国語ができないから私が通訳をしていて、奈奈のおかげで言語の壁なく楽しく旅行できたと言ってもらえてとても嬉しかった。私の中国語はコミュニケーションに使えるもので、今自信を失っているのはハイレベルな環境にいるからなのだと、状況を客観視することができた。(それでもしんどいものはしんどい。)
・中国、大きい
中国に来る前は、半年あれば中国のすべての省に行けると思っていた。ところがどすこい、江蘇省内でも旅行に行こうと思ったら高铁で3時間かかる。中国、大きすぎる。
中国の地理や文化をあまり理解できていなかったが、中国地理の授業を受けていたら、少し知識が体系化されてきた。中国は日本人の感覚では信じられないくらい国土が大きくて、色々な言語文化がある。半年ですべての省に行くなんて不可能だ。中国人として生まれて中国で一生を過ごしても、中国の文化を理解しつくすことは不可能だろう。果てしなく大きく深い国だなあと思う。行ける範囲でいろんなところに行ってみたい。
・三国志
武漢旅行に行く予定があるので、三国志について勉強し始めた。地図上では近く見える武漢市内から赤壁までも数時間かかるのに、昔の人はこの距離を馬で移動して戦っていたのか。高德地图もないのに、昔の人は正確に土地を管理していたのか。こんな大きな国土を縦横無尽に駆け回って戦っていたなんて信じられない。
登場人物も多すぎる。覚えられない。三国志(三国志演義)を理解している中国人はどのくらいいるのだろう。本当に中国らしい、はてしない物語だと思った。
・今困っていること、中国語を話すのが怖いこと
クラスで中国語を話すのが怖い。同級生のレベルが高くて、発言するのが怖い。最近は同級生すら怖い。悪い人たちではないのは頭でわかっているが、頭が勝手にシャットダウンしてしまう。この悪循環をどうやって断ち切るべきか、この1週間くらい分からないでいる。先生は、私はこのクラスにいていいレベルだと言ってくれるが、私は会話の中に自然に成語を織り交ぜたりはできない。自身を持って話せる一つ下のクラスに行くか、武者修行だと思って今の最高レベルのクラスで頑張るか、答えを出せないでいる。どうするのが自分にとってよいのだろう。