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Nagoya
- 2015-11-02
本学が第9回日中学長会議に出席
10月29日(木)に第9回日中学長会議が九州大学の主催(日本学術振興会及び科学技術振興機構共催)で開催されました。本学からは渡辺理事・副学長が松尾総長代理として出席しました。中国交流センターからも張センター長、劉副センター長が教育推進部事業推進課西山主任とともに参加しました。
日中学長会議は、日中両国の高等教育に携わる関係者の交流の場を提供し、学術交流及び学生交流を促進すること、また両国共通の課題を協働して解決することを目的に開催され、時代のニーズに即した高等教育連携の在り方を模索する一助になると期待されています。2000年10月に東京で第1回会議が開催されて以降、2年毎に日本・中国交互に開催され、今年で9回目となります。今年は日中両国35大学6機関から約200名の学長ら大学関係者が参加し、「グローバル時代における日中大学の国際化」をテーマに活発な議論を行いました。
中国協定校との交流をより深めるために、本学の代表団は、南京大学、北京航空航天大学及び大連理工大学と個別に会談の場を持ち、有意義な意見交換を行いました。
学長会議と平行して学生フォーラムが開催され、本学からは教育発達科学研究科博士一年生の鵜飼さんが参加しました。大学の国際化や日中交流について、参加者達は真剣な議論を行っていました。
最後の全体会合では,「グローバル時代における日中大学の国際化に関する福岡宣言」を採択し,両国大学の協力連携の促進と促進すべき次の4つの重要事項を確認しました。
1.グローバル社会に重要な課題解決に向けた,学際的な共同研究プロジェクトと学際的教育連携の推進
2.日中間の産学連携の推進
3.世界で活躍するグローバル・スキルを備えた人材育成のための教育研究連携及び教育リソースの活用
4.学生の視点を重視した,短期・長期の教育連携プログラムづくりの推進
日中学長会議が公式宣言を表明したのは初めてです。
次回会議は、2017年に中国東北大学の主催で開催されます。