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Nagoya
- 2018-12-14
2018年度職員海外研修を実施しました
12月3日から7日の間、上海・合肥において、2018年度国立大学改革強化推進補助金事業による、名古屋大学及び近隣の東海地方の大学と連携して行った、職員の海外研修が実施されました。名古屋大学研究協力部研究支援課外部資金係の水野氏、全学技術センター(計測制御技術支援室 観測技術グループ)の山崎氏、愛知教育大学教務課・大学院係の神山氏、三重大学企画総務部人事労務チームの名村氏、岐阜大学グローカル推進本部国際総務室の嶋崎氏、愛知県公立大学法人・事務局総務部門・施設整備課の鈴木氏の合計6名が参加しました。
12月3日、一行が名古屋大学中国交流センターを来訪し、劉蕾副センターが業務全般についての紹介を行いました。
12月4日午前、一行はまず岐阜大学上海事務所へ訪問し、于平所長に盛大に歓迎していただき、事務所の発展や現状について語っていただきました。名古屋大学教育推進部・上野山 事業推進課長もこの両大学の事務所視察に参加しました。
当センターにて見学中 | 岐阜大学上海事務所での集合写真 |
午後、上海交通大学まで移動し、国際交流部蔡玉平副部長を始め、国際交流部、人事部、資産管理部の担当計11名が交流会に参加しました。特に、資産点検や購入、また研究費管理などについて、活発に意見交換をしました。
12月5日、同済大学国際交流部黄曉潔先生のご手配やご案内で、一行は国際交流部、留学生オフィス、研究費管理部などの部署、またグリンビルディングと新能源研究センター、土木工程学院の研究室などを見学や訪問しました。その中で、グリンビルディングと新能源研究センター長 譚洪衛教授は名大での客席教授の経験を有し、また、土木工程学院の二名の陳先生は、名大工学研究科出身のOB、OGとなります。
上海交通大学・交流会の様子 同済大学・留学生オフィスを見学
12月6日、中国合肥まで移動し、中国科学技術大学を訪問しました。学長外事代表 楊傑先生、国際交流部長候中懐先生、担当の安桜先生、職員の皆さんから、歓迎されました。楊教授、候先生より、中国科学技術大学の概要の紹介があり、研修者と意見を交換しました。その中で、楊先生より、先日行った、さくらサイエンスプログラムを高く評価しており、これから、より多くの日本の大学と交換プログラムを連携したいとの説明がありました。その後、一行は校史館へ見学し、楊先生より日本語で、中国科学技術大学の設立60周年までの歴史について説明がありました。
中国科学技術大学・交流会の様子 | 中国科学技術大学校史館・楊傑先生の案内で見学 |
研修参加者のほとんどは初めて中国へ渡航したので、日本の大学の事務所、中国の大学、そして、中国そのものに対して理解が深まり、中でも、中国の大学のこれからの改革・発展の方向を把握できたという点で、今回の研修は非常に意義があるものだったと言えるでしょう。