2019年USTC 先端科学と中国伝統文化 インターナショナル サマーキャンプ(4月15日〆)

中国科学技術大学

中国,安徽省,合肥市

201981928

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1 プログラム概要

 中国科学技術大学(USTC)は学生間の国際交流を促進するため、日本の協定大学を対象に、「USTC先端科学と中国伝統文化インターナショナル サマーキャンプ」を開催することになりました。第一回目の開催日程は2019年8月19日から28日です。

参加学生はUSTCが指定する日本の協定大学に在籍している優秀な学部生と院生を対象とします。今回の対象大学は東京大学、慶應義塾大学、東京工業大学と名古屋大学です。

サマーキャンプは中国の代表的な内陸都市である合肥市で行われ、日本の学生は様々なアクティビティを通じて、生の中国伝統文化を体感しつつ、最先端の科学技術を体験することができます。

プログラムには三つのユニットがあります。

中国文化ユニットでは、文化の代表である中国茶、陶磁器及びカンフーを体験します。

科学ユニットでは、アドバンストエンジニアリングと新エネルギー分野のセミナーを開設し、USTCの研究室、関連ハイテク企業、先端技術の研究所を見学します。

地域社会ユニットでは、合肥市の街に出かけ、身近に中国社会を感じていただきます。

プログラムの最後は、黄山(Yellow Mountain)へのエクスカーションです。ユネスコ世界文化遺産の美しい自然を満喫しながら、講演、博物館見学と伝統的な茶園でお茶作りの体験通じて、中国茶への理解を深めます。

10日の期間中、10名のUSTC代表学生が行動を共にする予定です。初日に日中学生混同のグループを作り、修了式ではグループごとにプレゼンテーションを行います。このプログラムが日中双方の若者たちにとって、共に意見を交合わせ、交流を深められる良い機会になることを期待しております。



2 日程(暫定)

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3 奨学金、参加費及びその他の費用について

 <奨学金> USTCは各協定大学につき、5名の学生に、一人あたり人民元4000元の奨学金を提供いたします。この奨学金で下記の費用をカバーします。

・学費

・ホテル代(二人でルームをシェア)

・プログラム管理費

・学内における食事

・歓送迎会

・送迎代

・ウエルカムキット

・コースの材料代

<参加費> 全ての参加者は到着後人民元2100元(約300USドル)の参加費を支払う必要です。この費用について、名大が援助する予定です。

<その他の費用> 参加者は各自の出発地から合肥間の往復交通費と海外旅行保険を負担することになります。

 

4 応募資格

l   指定している四つの日本協定大学にフルタイムで在籍している学部生あるいは院生。

l   中国及び中国文化に興味のある方。

l   専攻は問いませんが、このプログラムに求められている英語でコミュニケーションをとる能力を有する方。

 

5 申込方法

 別添「申込書.xls」をご記入の上、office@nushanghai.netまで提出してください。

志望動機などによって、選考いたします。)

 応募締め切り:4月15日(月)

 名古屋大学中国交流センター

 Tel: +86-21-62806185(日本語で対応します。)



6 修了証

 プログラム修了時に、全ての参加者に修了証を授与します。単位認定などは各所属大学の判断に委ねます。



7 ビザ申請

  中国に渡航に際して、ビザが必要な場合は、こちらが発行した招へい状を持って、事前に駐日中国大使館あるいは領事館にてビザを申請してください。当該プログラムに申し込む際に、ビザの申請が必要かどうかを明記してください。

(説明:通常シンガポール、ブルネイ、日本3カ国の一般旅券を所持する国民が、観光、商用、親族知人訪問あるいは通過の目的で中国へ入国する場合、滞在日数が15日以内であればビザが免除されます。)


中国科学技術大学(USTC)の紹介


 USTCは中国の名門大学で、世界でも高く評価されています。1958年、中国科学院(CAS)によって、設置されてから、長年中国のトップ大学の地位を保っています。USTCは「中国及び世界の最先端の科学技術分野に焦点を当てる」をミッションにしています。教育と研究の融合、量より質という方針を継続してきました。

 USTCは国家、CAS、教育部あるいは安徽省レベルの約40の研究室、研究センターを有します。「National Synchrotron Radiation Laboratory (NSRL)」と「Hefei National Laboratory for Physical Sciences at Microscale  (HFNL)」の2つの国家レベル研究所があります。過去数年、USTCは量子科学、ナノ技術や超高温半導体などの分野で、飛躍的な成果を遂げました。技術移転も実現でき、関連分野で、数多くのハイテック企業を設立しました。中国科学技術大学先進技術研究院は2012年に成立し、IT、ME、健康管理、新エネルギー資源、新材料また量子科学などの分野での技術イノベーションや技術移転を主な課題としています。

 USTCは2200名以上の専任教員、研究者がいます。そのうち59名がCASあるいは、中国工程院(CAE)の院士、16名がThird World Academy of Sciencesの院士、551名が教授です。23066名学生のうち、5600名が博士課程の学生、11670名が修士課程の学生、7370名が学部生です。

 

合肥市の紹介

黄山の紹介