2022年度「南大・江蘇杯」中国語スピーチコンテストを開催

   2023年3月7日(火)、名古屋大学は南京大学及び江蘇国際文化交流センターとの共催で、名古屋大学野依記念学術交流館において「南大・江蘇杯」中国語スピーチコンテストを開催しました。本学の水谷法美副総長、当センターの伊東章子、曽剛、劉蕾副センター長並びに、江蘇国際文化交流センターの張煥発、周越波副秘書長及び南京大学海外教育学院の趙文書院長、程序副院長が出席しました。

    南京大学は、本学と40年以上にわたる全学学術交流協定校であり、2011年に本学で中国語スピーチコンテストを南京大学との共催で初めて実施して以来、今回は8回目の開催となりました。今まで、当該スピーチコンテストには、延べ201名が出場しました。また、副賞として、江蘇省への旅行や南京大学への留学を提供された学生が37名いました。当該スピーチコンテストで上位入賞し、南京大学への留学する機会を得て、中国の大学の修士課程に進学した学生もいます。

    今回のスピーチコンテストには、初級コースと中・上級コース合計で21名が参加し、南京大学及び名古屋大学双方で審査を行いました。

   当日は、水谷副総長及び趙院長から開会の挨拶があり、水谷副総長から、南京大学及び江蘇国際文化交流センターからのご支援、ご協力に対して、感謝の意が伝えられ、趙院長からは、今回のコンテストをきっかけにして、両大学の学生交流をより深めたいという思いが伝えられました。

   開会挨拶後は、初級コース、中・上級コースの順で発表が行われました。初級コースでは、参加者は5分間以内で自己紹介と課題文の暗唱・朗読を中国語で行いました。初級コース参加者の16名は、中国人留学生のチューターから発音指導等を受けながら一生懸命練習した成果を披露しました。中・上級コースでは、参加者は「私にとっての国際交流とは」をテーマにした7分間以内の自作の中国語スピーチを行ったあと、審査員から1分間ほどの質疑応答がありました。質疑応答では、審査委員からの質問に答えるのみならず、中国のことをもっと勉強していきたいという強い思いを語る学生もいました。

    最後に、南京大学及び本学教員から選出された審査員の採点により、中・上級コースは最佳賞1名及び特等賞2名、初級コースは一等賞から四等賞に各1名が選ばれ、上位入賞者には、審査委員長である杉村教授から賞状及び江蘇国際文化交流センターから提供されたタブレットとスマートバンドなどの副賞が贈られました。また、参加者全員に参加賞が南京大学から贈られました。

   参加した学生からは、「中国語が上達した。」や「中国人留学生のチューターと仲良くなれた。」というコメントが多数寄せられました。そのほかに、「ネイティブのチューターの方に教わることができて非常に良い学習機会を得ることができました。」、「中国語を学びたい気持ちは強くありますが、これまでに学んできた英語と同じようにスピーキング力が追いつかなくなってしまうのではと不安に思っていましたが、今回のコンテストで知識も力も、学びたいという気持ちも高まり、今後の糧になるだろうと思いました。素敵な機会を作ってくださりありがとうございました。」という感想もありました。 

   今回のスピーチコンテストは盛況のうちに終了しましたが、中国を肌で感じる機会が増えることを期待し、より多くの学生に中国への興味を持ってもらえるようにと願って止みません。


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集合写真


   受賞者名簿は下記のURLの通りです。

    受賞者名簿