宇田川教授が本学法学研究科の大学院生を率いて上海を訪問

 3中旬本学法学研究科の宇田川幸則教授学生13名が、上海を訪問しました。当センターの劉副センター長同行のうえ、 華東政法大学の公共法律サービス研究院、現地弁護士事務所や企業の他、上海交通大学の日本研究センターを訪問し、上海交通大学の凱原法学院の学生と交流を行いました。  

華東政法大学公共法律サービス研究院が主催した「民事司法手続きの現代化における公共法律サービス」中日学術交流セミナーでは、両国の研究者が国家社会科学基金の重要課題に関する議論を行い、中日比較研究や法学理論と実践についての交流を行いました。教授や学生たちは積極的に意見を交換し、公共法律サービスに対する理解深めました。

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華東政法大学公共法律サービス研究院を訪問

翌日上海交通大学日本研究センターでの交流会には、上海交通大学の日本研究センター季衛東主任、蔡玉平副主任、尹月助教及び凱原法学院の其木提副教授が出席しました。季衛東主任は名古屋大学法学研究科の訪問を歓迎し、上海交通大学の発展と日本研究センターの活動について紹介しました。宇田川教授は、感謝の意を表し本学の法学研究科紹介と留学プログラムについて紹介しました。其木提副教授は、日本留学時に宇田川教授と共に勉強されたとのことで、中日両校の学生が同じ緊密な交流築くことを期待しているとのお話がありました

上海交通大学日本研究センターでの交流会・現場の様子

その後、両学の学生は、名古屋城、レゴランド、名古屋のグルメ、上海の博物館、や上海の有名な庭園である豫園やグルメなどについてプレゼンテーションを行いました。さらに、本学の学生たちは日本の死刑執行の概要や適用範囲など、法律に関する話題についても意見交換を行いました。

自由交流のセッションでは、季衛東主任がAIによる他者の作品合理的使用などについて議論しました。学生たちも、日本の桜の鑑賞文化など、興味深い話題について熱心にディスカッションを行いました。

最後に、宇田川教授と季衛東主任が記念品を交換し、交流会は賑やかな雰囲気で終了しました。

午後は、参加者一行は名大のOBである小島成樹氏が代表を務めるの会社を訪問し、長年の上海における生活経験と会社経営などについてご紹介がありました。学生たちは小島氏の上海での活躍に強い関心を持ち、積極的に質問をしました。

上海交通大学日本研究センターでの交流会・集合写真

今回の訪問交流は、大学間および部局間の国際学術交流と協力を促進するため取り組みの一環であり、文部科学省のプロジェクトである大学の世界展開力強化事業(通称・キャンパスアジア)の取り組みでもあります参加する学生達が異文化交流や学術交流を行い、、他の国の若者と継続的な交流が生まれることを期待しています。