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Nagoya
- 2024-09-17
2024名古屋大学から中国へ短期研修の報告書
1、同済大学中国語短期研修
大学及び所在地:上海市·同済大学
日付:8月18日-9月1日
学生人数:名古屋大学8人(日本から合計22人で、本学の他に、桜美林大学と中央大学やドイツの大学も同じ時期に研修に参加しました)
研修活動では、学生たちのレベルに応じて4つのクラスに分けられた中国語の授業が9回にわたり、行われました。学生たちは熱心に授業に取り組み、中国語の能力を向上させました。また、水墨画や気功の体験を通して、中国の伝統文化に触れる機会もありました。上海市内の見学では、東方明珠タワーや上海歴史陳列館、世界技能博物館、中華芸術宮を訪れ、さらに世博アベニューを回り、浦江を船で巡るナイトクルーズも楽しみました。研修の一環として行われた中日学生座談会では、同済大学の学生たちとの文化交流が行われ、両国の文化について意見交換をして、新たな友人関係を築きました。この間、当センターは名大同窓生の協力を得て、二組の学生の家庭訪問、法律事務所の見学を行いました。30日の終了式で成果発表が行われ、学生たちは充実した時間を過ごすことができたようでした。当日HSK2級に挑んだ4名の名大生は全員見事に合格しました。11月の中国語スピーチコンテストに挑戦したい方は4名いました。短期の研修ですが自信がついたようです。
学生からは「実際に行って、自分の目で見ないと分からないことが沢山あり、新たな気づきを得られました。」、「現地の人々との交流を通して、語学力の向上に寄与し、もっと中国語を学びたいというモチベーションも高まりました。中国文化に興味がある人や、中国語を実際に使ってみたい方々におすすめしたい研修です」といった様々な感想が寄せられました。
2、大連理工大学短期サマースクール
大学及び所在地:遼寧省大連市·大連理工大学
日付:8月16日-8月23日
学生人数:名古屋大学14人(日本から合計162人で、本学の他に、京都大学、大阪大学、九州大学など日本からの16の大学も同じ時期に研修に参加しました)
研修では、学生たちは機械工学、材料工学、化学工学、エネルギー・パワー工学、情報ソフトウェア工学、芸術工学、異文化理解の7つのコースに分かれ、各分野の専門的な講義や実験、企業見学に参加しました。また、3Dプリントやレザー彫刻の大会が行われ、実技にも挑戦しました。中国語の授業は3回に実施され、学生のレベルに応じたクラス分けで効率的に学習することができました。市内見学では、星海広場、中山広場、大連港、ロシア風情街を訪れ、大連の文化と歴史を学びました。さらに、キャンパスツアーや京劇、書道、武術、漢服体験、中国結びの体験、古筝の演奏、餃子パーティーなど、さまざまな中国文化体験が行われ、学生たちは中国文化を深く理解することができました。
学生からは「大連理工大学は非常に親切な学生や先生、そして豊かな施設に恵まれており、素晴らしい大学でした。」、「今の日本とは違い、活気に満ちた生活はすべてが新鮮で、興奮する毎日でした。今後は中国の発展に寄与したいと感じました。」といった感想が寄せられました。
3、上海交通大学第三回中日青年エリートサマープログラム
· 大学及び所在地:上海・上海交通大学
· 日付:9月2日-9月8日
· 学生人数:名古屋大学3人(日本から合計21人で、本学の他に、東京大学、東京工業大学、東北大学も参加しました。)
9月2日に開幕式が行われ、上海交通大学国際協力交流科の朱一凡副科長と外国語学院の陶慶副院長が出席しました。当センターの副センター長の劉蕾もイベントに参加して挨拶をしました。
今回のプログラムでは、3回の中国語の授業と太極拳などの実技の授業が行われ、学生たちは中国語のスキルを磨きながら中国文化を体験しました。また、大学歴史館や校内施設の見学を通して、上海交通大学の歴史と現在を学ぶ機会を得ました。ゼミでは教授の研究室を訪問し、研究室の学生との交流が行われ、学術的なディスカッションを通して視野を広げることができました。さらに、上海日本総領事館への表敬訪問や、上海中医大学での針灸体験が組み込まれ、中国の伝統医学についても学びました。最終日には徐家汇校区で中日学生フォーラムが開催され、両国の学生が意見を交換し、友好関係を深めました。上海市内観光や浦江の夜のクルーズもあり、文化交流と観光を両立させた有意義な時間を過ごしました。