2024年度職員海外研修活動

20241216日から20日まで、名古屋大学2024年度職員海外研修活動が無事に開催されました。本研修には、工学研究科教務課留学生グループの主任吉武涼子と教育推進部教育企画課教務情報グループの山田真代が参加しました。また、当センター副主任の劉蕾先生と職員の陳も同行しました。研修団は、浙江大学、同済大学、そして上海交通大学という国内の有名な大学を訪れ、留学生の受け入れや派遣、ネットワーク情報化、教育技術オンラインシステムについて交流を行いました。

1217日の午前中、研修の一行は浙江大学の紫金港キャンパスを訪れ、国際教育学院および国際協力交流部の教職員と交流・討論を行いました。会議では、浙江大学国際教育学院の蔡祖森主任が、浙江大学の留学生受け入れ状況、特色ある留学プログラム、そして支援システムについて詳しく紹介されました。名古屋大学の職員は、名古屋大学の留学生プログラムやその割合について紹介し、留学生管理や資金支援の問題について議論を交わしました。交流会後、国際協力交流部の教職員の案内で、浙江大学の留学生寮を見学し、その施設や管理システムを深く理解しました。

1218日、研修団は同済大学を訪れ、留学生オフィスの陳毅立主任の熱心な歓迎を受け、同済大学の留学生オフィスおよび外国事務オフィスの教職員と深い交流と討論を行いました。陳主任は、2001年に両校が学術交流協定を締結して以来の協力成果を振り返り、同済大学の国際化の最新進展や留学生教育分野での成功事例を紹介しました。名古屋大学工学研究科の吉武主任は、同済大学の国際化活動に感銘を受け、今後、教職員の交換、共同研究、夏季学校などの分野でさらに協力を深めたいとの意向を示しました。会議後、研修団は同済大学の留学生寮と海洋地球科学学院を実際に見学しました。

1219日、研修団は上海交通大学を訪れ、交流活動を行いました。交大の国際部計画開発オフィスの黄凯峰主任と日本交流事務の張芮寧主管が、両校の協力の背景を紹介した後、交大ネットワーク情報センターのデータ業務部の章思宇主任と教育技術センターの張健副主任が、交大のデータ情報管理システムやオンラインコース技術について詳しく説明しました。参加者たちは、キャンパスカードやオンラインコースの便利さに驚嘆していました。午後、交大留学生サービスセンターの張晓臻主任が名古屋大学の職員を案内し、南洋北苑留学生寮を見学しました。その後、寮の施設やサービス管理について詳しく紹介されました。最後に、外国語学院の外交秘書張歆先生が流暢な日本語で、日中大学生エリート夏季キャンプのこれまでの実施状況や、11月に日本訪問を行った際に再会した感動的な場面について紹介しました。

今回の訪問は、名古屋大学と国内の友好大学との交流を深めるだけでなく、名古屋大学職員の国際的視野を広げる貴重な機会となりました。また、名古屋大学の留学生サービスや教務情報化の取り組みについて、貴重な情報を得ることができました。