上海名大同窓会2025浙江臨海への一泊旅行

 2025年4月19日から20日にかけて、名古屋大学上海同窓会は、浙江省臨海市への一泊二日の旅行を実施しました。今回の旅行は、同窓の呼びかけにより企画され、同窓生およびそのご家族を含めた合計29名が参加し、春の陽気の中、歴史と自然に触れる貴重な時間を共有しました。


 初日は朝上海を出発し、バスで約5時間をかけて臨海市へ向かいました。到着後、まず訪れたのは、「興善門」でした。立派な城門の前で記念撮影を行い、「白水洋豆腐」の名店では、様々な豆腐料理を食べてみながら、食文化の奥深さに触れました。

 次に、「台州府城壁博物館」「龍興寺」へ行きました。城壁の構造や城内の暮らしを模型や出土品で体感し、荘厳な法要を見学し、鐘楼に登って城下町の全景を楽しみました。

 その後、一行は歴史ある「紫陽街」で、昔ながらの街並みとにぎやかな人通りの中、海苔餅や梅花糕など地元の名物を食べ歩いて、夕方には東湖畔のホテル「集柘湖居」にチェックインしました。隣の「東湖公園」内は風光明媚で、湖の周囲を囲む桜がちょうど見頃を迎えており、春の訪れを肌で感じながら、記念写真を撮ったり散策を楽しんだりしました。

 夜には全員で懇親夕食会を行いました。地元の海産物や山の幸をふんだんに使った郷土料理に舌鼓を打ちながら、が名古屋大学時代の思い出や現在の生活について語り合い、世代や専攻を越えた交流が深まりました。今年11月に開催する予定の上海支部設立20周年記念イベントの詳細などについて、意見交換をしました。

 翌日、一行は、臨海市郊外にある「江南長城」を訪問しました。この長城は明代に建造されたもので、臨海古城を守るために築かれた軍事施設の一部です。約3キロメートルにわたる石造りの壁は保存状態も良く、山間の美しい風景と相まって、壮大な歴史ロマンを感じさせる場所でした。は自然の中でハイキングを楽しみながら、歴史と文化の重みを肌で感じていました。昼食後、現地を出発し、バスで上海へ帰りました

 今回の臨海旅行は、自然と歴史に触れながら、同窓生の交流をより一層深める機会となりました。