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Nagoya
- 2012-12-26
平成24年度世界トップレベル研究拠点プログラムに採択される
平成24年度世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)が選定され、本学が採択されました。
同プログラムは、平成19年度に文部科学省が開始した事業で、高いレベルの研究者を中核とした世界トップレベルの研究拠点の形成を目指す構想に対して政府が集中的な支援を行うことにより、システム改革の導入等の自主的な取り組みを促し、世界から第一線の研究者が集まる、優れた研究環境と高い研究水準を誇る「目に見える拠点」の構築を目指しています。
これまで国内で6つの拠点が採択され、同プログラムに選択されている「物質-細胞統合システム拠点(iCeMS)」の主任研究者である中山伸弥京都大学iPS細胞研究所長のノーベル賞受賞に代表されるように、既に一定の世界的な評価を得ています。
応募は15件(13機関)あり、採択されたのは3件(3機関)でした。(採択率20パーセント)
本学から採択された事業は以下のとおりです。
拠点名:トランスフォーマティブ生命分子研究所
拠点長:伊丹健一郎理学研究科教授
同研究所は、生命科学・技術を根底から変える革新的機能分子である「トランスフォーマティブ生命分子」を生み出すことにより食糧・バイオマス問題、イメージング技術、新しいバイオエネルギー等の分野でイノベーションを起こし、地球規模の問題解決に貢献することを目指します。
当初は、海外の研究者も含めて10名の主任研究者(PI:Principal Invesigator)がそれぞれチームを構成しますが、伊丹教授をはじめ、10名のPIが全て30代、40代(平均年齢43歳)という若いチームです。
「名大トピックス」NO.235 10ページ