三大学合同海外研修の実施

917日から20日、上海において、平成26年度国立大学改革強化推進補助金事業による名古屋大学海外拠点の運用能力向上のための三大学連携合同海外研修が実施されました。名古屋大学国際開発研究科講師・バンコク事務所副所長カンピラパーブ・スネート氏、バンコク事務所特任助教チェンチティクン・ウィラヤー氏、愛知教育大学教育創造開発機構運営課国際交流担当宮内春菜氏、及び三重大学財務部契約チーム員中畑友太氏が今回の研修に参加しました。

917日の午前中、当センターにおいて、劉副センター長より当センターの活動紹介があり、その後質疑応答が行われました。午後からは、上海外国語大学を訪問しました。    

訪問では、上海外国語大学日本文化経済学院院長許慈恵教授、日本文化経済学院副院長竇心浩副教授及び上海外国語大学外国留学生部留学生受入れ担当呂林氏が温かく研修参加者一行を迎えました。まず、上海外国語大学の担当より、大学概況、留学生の受入れ状況及び日本留学現状に関する紹介がありました。その後、三大学の代表より、それぞれの大学概況を紹介しました。最後に活発な質疑応答が行われました。現在、上海外国語大学は三大学との間に学生派遣の協定を結んでないですが、今後学生の相互派遣に興味を示されました。

918日の午前には熊本上海事務所専門員何海洋氏、午後には筑波大学上海教育研究センター王太芳氏;19日の午前には、岐阜大学上海事務所于平氏を訪問しました。各事務所の方により、それぞれの運営方法、業務内容などについて、ご紹介がありました。三つの大学事務所はそれぞれの活動には特徴がありますので、本学海外拠点の今後の展開に、大いに参考になりました。

19日の午後、研修参加者達は上海交通大学の旧キャンパス及び大学の歴史博物館に見学され、交通大学の著しい発展に感心されました。

920日、研修参加者達は上海交通大学昴立日本留学という日本語学校を訪れました。上海交通大学昴立日本留学外国語部門副総経理江片宏氏、教学研究院院長姚新紅氏、対日研究生プログラム担当姜明杰氏及び日本留学サービスセンター担当劉之越氏が対応され、上海における日本語学習者の人数、ニーズの変化について紹介されました。面会の後、姚院長に案内され、N2コースの教室に入り、学習者たちと日本語で歓談しました。

殆どの研修参加者は初めての中国への渡航でしたので、今回の研修を通じて、中国の大学、日本大学事務所及び日本語学校、そして、中国そのものに対して理解が深められたようで、今後の仕事に今回の経験を行かしていくと意思表明されました。