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Nagoya
- 2014-12-26
中国語スピーチコンテスト「南大杯」の開催
中国語スピーチコンテスト「南大杯」が、12月20日(土)、野依記念学術交流館において開催されました。当センターの張センター長と馮が出席しました。
同コンテストは本学の協定校である南京大学の協力により、2011年に初めて開催されて以来、今回は2回目の開催となりました。同コンテストは本学の中国語を母語とせず、中国語圏内在住2年未満である、中国語を学んでいる学生に対して、これまでに学習した中国語を披露する場を提供することにより、中国語学習意欲の向上を目指すとともに、中国への理解を深める機会となることを期待して開催したものです。
今回のスピーチコンテストは初級コースと中・上級に分けられ、計23名が応募、22名が参加しました。審査員は南京大学からの2名及び本学の中国語科教授2名の計4名が担当しました。
参加者の記念撮影の様子
当日は、山本理事及び曹力前南京大学海外教育学院副院長から開会のあいさつを頂いたのち、参加者が順次発表していきました。初級コースの15人は自己紹介と課題文の暗唱朗読を、中・上級コースの7人は、「中国と私」というテーマに関するスピーチと質疑応答を、それぞれ中国語で行いました。初級の参加者は中国人留学生をチューターとして練習した成果を披露しました。中・上級コースの参加者は中国滞在期間で体験したこと、中国の友達と交流した経験・感想などを流暢にスピーチしました。また、多くの参加者は質疑応答の際、審査員の質問に的確に答えるとともに、中国に対する理解をもっと深めていきたいという強い意志を表明しました。南京大学海外教育学院阮艶先生から講評が行われた後に結果が発表され、一等賞3名、二等賞12名の各受賞者に賞状と記念品が贈られました。
2011年の受賞者1名、本学の同済大学短期中国語研修参加者の2名も今回のスピーチコンテストに出場しました。このことから、中国を生で体感する機会を提供することは、学生に中国に対する強く且つ持続的な興味を持ってもらうための一つの有力な手段であると考えられます。
多くの方々の協力と、学生の積極的な参加により、スピーチコンテストは成功を収めました。