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Nagoya
- 2014-11-15
中国留学中の本学学生の活動
10月25日、11月12日に、当センターの馮は中国で留学している本学の学生須賀原さん(上海交通大学留学中)と袴田さん(南京師範大学留学中)を率いて、同済大学の教員、学生と交流しました。
10月25日夕方、同済大学黄暁潔先生が担当されている第二専攻の日本語授業に参加させていただき、須賀原さんと袴田さんは中国の学生さんの授業の様子の見学や、日本語を用いた対話などをしました。多くの中国の学生は日本の文化に深く興味を持ち、日本戦国時代の歴史、アニメーションと漫画について活発に交流しました。授業が終わった後、授業だけでは時間が足りないと感じた学生たちは懇親会でお互いに交流を深めていました。
11月12日、同済大学において、グローバル化時代の高齢化社会をテーマした講座が開催されました。当センターの馮と須賀原さんは嘉定江橋鎮老人ホームと江橋微家園を見学しました。
江橋鎮老人ホームは介護施設を完備した、江橋鎮唯一の公立老人ホームです。入居者たちは安心して過ごしています。コミュニティサービス業の江橋微家園は現在流行している手法を導入することで、周辺の住民たちにより便利なサービスを提供して、高い評価を得ています。
このような設備を見学することで、中国の高齢化社会問題をより身近に感じられました。また、見学後、馮と須賀原さんは討論をし、老人ホーム建設などは一つの解決方法有力な手段であるものの、予算などの問題もありこの問題を完全に解決できるかは疑問が残り、やはり、社会として地域の高齢者を支えていくなどの、お金に頼るのではなく人の思いやりに頼った解決法を探っていくべきであるという一定の結論に達しました。何はともあれ、中国の重要社会問題についての理解を深めることができました。
このような交流は本学の学生が現地の学生との交流及び中国への理解を深められるという点で有意義だと言えます。今後もこのような活動を継続していく所存です。