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Nagoya
- 2017-05-22
青島において日本留学説明会に参加
2017年5月18日〜19日の二日間、日本大使館主催による日本留学説明会が、青島総領事館において開催されました。日本からは、名古屋大学、早稲田大学と科学技術振興機構(JST)が参加し、中国の中国海洋大学、青島大学、中国石油大学の三大学の各ブースをまわり、各大学国際交流合作処と意見交換会をするとともに、留学に興味を持つ学生たちに向けて、日本側の各大学・機関から説明等がありました。当センターからは、スタッフの陳が参加しました。
18日に午後2時半から、初めに中国海洋大学国際処と意見交換会が行われました。海洋大学国際処の宋文紅主任より、同大学と日本の交流実績について紹介があり、今後もより多くの日本の大学と交流を推進していきたいと述べられました。続いて、日本国大使館の菊池参事官から、日本の留学制度とその魅力について、詳しく紹介がありました。日本側の各大学・機関からも、今までの中国の大学との交流実績や留学プログラム制度について説明がありました。
次に、留学説明会が開催され、菊池参事官から、日本の留学制度のメリットについて、奨学金制度が充実していることや教育の質もハイレベルであることなどの紹介があり、又、諸手続きについても詳しく説明がありました。続いて、名古屋大学、早稲田大学からは、各大学の特色や設置学科の紹介、申請方法などの説明があり、JSTの茶山所長からもユーモアを交えて、プログラムの紹介がありました。その後、個別相談が実施され、当日約30名の学生と保護者が来場しました。本学に個別相談に来た学生さんからは、主にG30と博士後期課程の申請方法について質問がありました。
翌日19日、代表者一行は青島大学と中国石油大学を見学し、国際処との意見交流会に参加しました。両大学は、文科系と理科系それぞれの特色を持っており、前者の青島大学は音楽や医学の分野において、日本の明治大学や徳島大学と深い交流が続いてきた経緯もあり、今後は、より多くの日本の大学と交流プログラムを実施したいとのことでした。後者の中国石油大学は、中国の985重点大学として理工系に強みがあります。今までは、日本の大学との交流があまりありませんでしたが、今回、JSTより紹介されたサクラサイエンスとのプログラムに大変興味を持ち、今後の連携に注力したいとのことでした。
19日午後4時、石油大学において、留学説明会が開催されました。同大学の国際交流合作処の呉処長より、冒頭にご挨拶があり、日本側の各大学・機関からも、パワーポイントを用いて紹介がありました。当日は、120人以上の来場者があり、情熱的な学生さんたちで、会場は始終賑やかな雰囲気に包まれていました。説明後、各ブースでの個別相談の際に、本学には十数名の学生から、修士課程の申請方法、指導教員との連絡方法、卒業後の進路などについて質問がありました。日本語学科のない大学においても、日本の大学への留学について多方面へご紹介できたことが、今回の最も大きな収穫でした。今後、各専攻からも優秀な学生に、本学への留学をご推奨いただけることを期待しています。
会場の様子