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Nagoya
- 2019-05-24
本学が「2019年日中大学生交流大会」に参加
2019年は、本学の大学間交流協定校である大連理工大学が、開校70周年を迎えます。また、2019年は「日中青少年交流推進年」でもあるため、当大学の記念イベントとして、「2019年日中大学生交流大会」を開催しました。今回の交流会は、4月29日~5月6日の間、中国・大連において実施され、日本から27大学、400名弱の大学生が参加しました。
交流会の特色として、大連理工大学・機械、材料、情報及び外国語の4つの専攻コースに分けられ、それぞれ異なる研修内容や課題が提供されました。現地の大学生との一対一の交流も盛んに行われました。当該交流会には、中国交流センターと教育交流部門の教職員が同行及び引率し、本学から11名(国開1、工3、情3、経1、農1、文2)の学部生と院生が参加しました。参加者は各自の専攻などに合わせたコースを選択し、講義や見学、体験活動などを満喫したようです。また、現地の学生と日々交流するうち、国境を超えた理解と友情が深まったようです。
プランA機械系では、普段実習機会が少ない3Dプリンターやレーザー彫刻を体験しました。プランB材料系では、200名の現地大学生と共に研磨大会に参加しました。プランCソフトウェア系では、人工知能に関する特別講義などが提供されました。また、プランD異文化交流系では、中国伝統文化や異文化交流について特別講義を受け、日・中・英の三か国語により、現地大学生と共にテーマ発表を行いました。
また、プランを問わず、現地学生との交流大会やサークル体験、ラボ・現地企業見学、大連市内エクスカーションなど、内容が充実した研修となりました。中国も連休だったにもかかわらず、数多くの現地大学生がチューターを務めてくださり、また、関係機関の先生方にも交流大会各プランの運営に多大なるご尽力を賜り、心より御礼申し上げます。
今回の研修に参加した学生の約半分は、中国語初心者です。参加者たちが一番刺激を受けたことは、中国の大学や中国人に対する認識や印象の変化です。マスコミやインターネットなどを通して抱いていた中国ではなく、実際に体験・体感した、中国の発展の速さや中国人の親切さ、それに大学や大学生の質の高さなどに感動し、中国にまた行ってみたいとの声もありました。
参加者の集合写真(一部)